宇都宮地方気象台は21日午前5時35分、「大雨と雷及び降ひょうに関する栃木県気象情報」を発表した。県内では21日昼過ぎから夜遅くにかけて、低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に注意・警戒するよう呼びかけている。落雷や突風、降ひょうにも注意が必要という。
気象台によると、県内は気圧の谷や日中の気温上昇の影響で、21日昼過ぎから夜遅くにかけ大気の状態が不安定となる見込み。このため21日夕方から夜のはじめ頃にかけ、雷を伴った非常に激しい雨の降る所があるという。雨雲が予想以上に発達した場合や発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性もあるとしている。
21日に予想される1時間降水量は多い所で北部、南部ともに50ミリ。
21日午前6時から22日午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で北部、南部ともに80ミリ。
降ひょうの恐れもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要という。