宿泊棟ごとに専用のプライベートドッグランを併設した「グランフォレスタヴィラ日光-Private Dog Resorts-(プライベートドッグリゾーツ)」が25日、日光市小百にオープンする。6棟の平屋の客室ごとに約650平方メートル~1千平方メートルの天然芝のドッグランがあり、運営会社によると、関東最大級の広さという。メディア向けに21日、内覧会が開かれた。

ヴィラは、グランピング施設などを全国展開するにしがき(京都府)、旅行会社の東武トップツアーズ(東京都)、東武鉄道(東京都)の3社が出資する合同会社TN Resorts(ティーエヌリゾーツ)が運営する。にしがきのノウハウを生かし、未利用だった東武グループの保有地で開発を進めてきた。

首都圏からのペット連れ宿泊客のニーズに応えようと、個別のドッグランを備えたヴィラを計画した。雨でも愛犬が走り回れるよう、関東初という屋根付きの全天候型ドッグランも整備した。食事は地元食材を使ったバーベキューなどを用意。犬も利用できる近隣施設の周遊なども促し、日光・鬼怒川エリアの活性化を目指す。

当初は2024年秋に開業予定だったが、建築費高騰などの影響で延期していた。内覧会でTN Resortsの小川慶大(おがわけいた)代表は「新型コロナ禍以降ペット需要が高まったが、専用のドッグランがある施設は全国でもまだ少ない。ここで愛犬との旅を楽しんでもらいたい」と話した。
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