県が投票を呼びかけている「食の逸品・栃木の贈り物」の紹介画像

 本県産食品のブランド価値向上に向け、県は本県の“顔”となる商品の選定を進めている。「食の逸品・栃木の贈り物」と題し、21点の候補から一押しの商品を消費者にオンラインで投票してもらう仕組み。県は上位6品程度を「栃木の逸品」としてバイヤーらに向けて売り出す。消費者が県産食品を評価、選定する初の取り組みで、9月8日まで特設ウェブページで投票を受け付けている。

 県産業政策課によると、県内に本社や事業所を置く団体・企業が製造した加工食品で、食品衛生管理の国際基準「HACCP(ハサップ)」にのっとって製造された商品が対象。5~6月の公募には県産品56点の応募があった。外部有識者の事前審査により、地酒や乳製品、菓子類など21点に絞り込まれた。