宇都宮地方気象台は24日午前5時56分、「大雨と雷及び突風に関する栃木県気象情報」を発表した。県内では24日昼過ぎから夜遅くにかけて、低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に注意・警戒するよう呼びかけている。落雷や突風、降ひょうにも注意が必要という。

 気象台によると、県内は高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気や日中の気温上昇の影響で、24日昼過ぎから夜遅くにかけて、大気の状態が不安定となる見込み。このため24日夕方から夜のはじめ頃にかけ、雷を伴った非常に激しい雨の降る所があるという。雨雲が予想以上に発達した場合や発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性もあるとしている。降ひょうの恐れもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要という。

 24日に予想される1時間降水量は多い所で北部、南部ともに50ミリ。

 24日午前6時から25日午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で北部、南部ともに80ミリ。