県警が2025年上半期(1~6月)に認知した刑法犯は前年同期比60件(1・0%)増の5831件で、3年連続で増加したことが23日までに、県警のまとめ(暫定値)で分かった。放火や不同意性交などの凶悪犯や詐欺などの知能犯が増えた。全体の8割弱を占めた窃盗犯は乗り物盗や侵入盗が伸びたが、金属盗が減った。検挙率は7・3ポイント減り、過去10年で2番目に低い31・2%。県警は「外国人の窃盗グループの犯行が多く、実態解明に時間を要している」と分析した。