女性限定のアユ釣り大会「鮎(あゆ)レディ」が24日、大田原市黒羽地区の那珂川で開かれ、県内外から訪れた10~70代の64人が釣果を競った。
女性の釣りファンを増やそうと、市観光協会などの実行委員会が主催し今年で8回目。さおや長靴など道具一式を貸し出しており、初心者でも参加できる。

ベテラン釣り師と共にアユ釣りに挑む参加者たち=24日午前9時20分、大田原市大豆田
この日は午前9時に競技が始まり、参加者はそろいのピンクの帽子をかぶって一斉にさおを振った。地元のベテラン釣り師の指導も受けながら当たりを待ち、約3時間釣りを楽しんだ。
2度目の参加で釣果はゼロだったという馬頭高2年星心奈(ほしここな)さん(17)と福田美月(ふくだみづき)さん(16)は「暑かったけど、楽しかった。来年こそは釣りたい」と笑顔で話した。