JA全農とちぎ(中村昌文(なかむらまさふみ)県本部長)は25日、県内各JAに前払いする2025年産コシヒカリ(1等、JA米)の概算金を前年当初額比1万1700円(72%)増の60キロ当たり2万8千円と決めた。当初概算金が前年比プラスとなるのは22年産米から4年連続。現行の算出方法になった08年以降、昨年に続き2年連続で最高額を更新し、増加幅も最高となった。資材高騰などで厳しい経営環境にある生産者を支えるとともに、安定した集荷量の確保を目指し設定した。