宇都宮地方気象台は26日午後4時44分、「大雨と雷及び突風に関する栃木県気象情報」を発表した。県内では27日昼過ぎから夜遅くにかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけている。また落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうにも注意が必要という。

 気象台によると、県内は前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気や日中の気温上昇の影響で、27日昼過ぎから夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定となる見込み。

 このため27日の夕方から夜のはじめ頃にかけて、雷を伴った非常に激しい雨の降る所があるという。雨雲が予想以上に発達した場合や発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性もある。

 27日に予想される1時間降水量は多い所で北部、南部ともに50ミリ。

 予想される24時間降水量は多い所で27日午後6時までに北部、南部とも80ミリ。その後28日午後6時までに北部、南部とも80ミリ。