宇都宮市緑1丁目、鈴木芳博(すずきよしひろ)さん(75)は、太平洋戦争の激戦地、パラオ共和国のアンガウル島で命を落とした伯父恒(ひさし)さん=享年33歳=が出征前に決意の一言を彫り残した机の一部の寄贈先を探している。「成功セズンバ不死」。額装して保管してきた言葉の意味を「成功しなければ生きる価値はない、勝つために最期まで戦う覚悟だったのだろう」と推し量る。

伯父の恒さんが机に残した言葉を入れた額縁を持つ鈴木芳博さん=8月中旬、宇都宮市内
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