宇都宮地方気象台は27日午前5時58分、「大雨と雷及び突風に関する栃木県気象情報」を発表した。県内では27日昼過ぎから夜遅くにかけて、低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に注意・警戒するよう呼びかけている。また落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうにも注意が必要という。

 気象台によると、県内は日中の気温上昇や前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で、27日昼過ぎから夜遅くにかけて、大気の状態が非常に不安定となる見込み。

 このため27日の夕方から夜のはじめ頃にかけて、雷を伴った非常に激しい雨の降る所があるという。雨雲が予想以上に発達した場合や発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性もある。

 27日に予想される1時間降水量は多い所で北部、南部ともに60ミリ。

 27日午前6時~28日午前6時に予想される24時間降水量は、多い所で北部、南部とも100ミリ。