皮が白色で大きな実が特徴的な白ナスが栃木県内でも栽培されている。

丸々と実った白ナスの収穫作業=27日午前8時45分、高根沢町大谷
高根沢町大谷の「円ファーム」では、県内でフリーカメラマンとして活動する中村麻衣(なかむらまい)さん(40)が親族の畑を借り、2年前から栽培している。今年の収穫は6月下旬に始まり、暑さを味方に順調に収量を伸ばしている。多い日は50個を収穫し、道の駅たかねざわ元気あっぷむらや町内外の直売所、飲食店に卸すほか、インターネットで販売している。

丸々と実った白ナスの収穫作業=27日午前8時50分、高根沢町大谷
27日は、青々とした葉の間で長さ15センチ前後に育った実を、中村さんがはさみで丁寧に切り取った。作業は11月初旬まで続く。白ナスはえぐみがなく皮ごと食べられるといい、中村さんは「トロっとジューシーな食感を楽しんでほしい」と話した。
(永嶌理絵)