宇都宮地方気象台は2日午前10時7分、「大雨と雷及び突風に関する栃木県気象情報」を更新した。栃木県内では、2日昼過ぎから夜遅くにかけてと、3日昼過ぎから夜遅くにかけて、低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に警戒するよう呼びかけている。
気象台によると、前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気や、日中の気温上昇の影響で、県内は2日昼過ぎから夜遅くにかけてと、3日昼過ぎから夜遅くにかけて、大気の状態が非常に不安定になる見込み。
そのため、2日と3日は両日とも、夕方から夜のはじめごろにかけて、雷を伴った非常に激しい雨の降る所があると見込まれる。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合は、警報級の大雨となる可能性もある。
また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要という。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めるよう呼びかけている。降ひょうの恐れもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要という。
2日と3日に予想される1時間降水量は、県北部、南部ともに多い所で50ミリ。
2日正午から3日正午までに予想される24時間降水量は、県北部、南部ともに多い所で100ミリ。その後、3日正午から4日正午までに予想される24時間降水量は県北部、南部ともに多い所で100ミリ。