「池錦をめでる会」発足を説明する小林醸造の小林社長(中央)=8月30日、大田原市

「たわらしずく会」であいさつする旧池島酒造社長の池嶋さん=8月30日、大田原市

「たわらしずく会」で提供された日本酒「池錦」=8月30日、大田原市

「池錦をめでる会」発足を説明する小林醸造の小林社長(中央)=8月30日、大田原市 「たわらしずく会」であいさつする旧池島酒造社長の池嶋さん=8月30日、大田原市 「たわらしずく会」で提供された日本酒「池錦」=8月30日、大田原市

 お酒と料理を楽しむ「第41回たわらしずく会」が8月30日、創作料理「たわら寿」(大田原市)で5年ぶりに開かれた。この日は大田原市の地酒だったが、昨年、8年ぶりに鹿沼市の小林醸造で復活した日本酒「池錦」を味わうことが主題になっており、出席者たちは「池錦をめでる会」(仮称)を発足させ、新生「池錦」を大田原など那須地域でも盛り上げていくことを誓い合った。

 たわらしずく会は同店が主催し、その時々の話題の日本酒を旬の料理とともに楽しむ会だが、この日は復活した新生「池錦」を味わおうと、愛好家ら24人が参加した。

 会では旧池島酒造の社長だった池嶋英哲(いけじま・ひであき)さんが小林醸造に事業を譲渡した経緯を説明し、「いろいろなM&A(企業の合併・買収)の話はあったが、小林一三(こばやし・いちぞう)社長の熱い思いに触れ、この人なら任せられると思った」と振り返った。