
首都キーウ中心部のマイダン(独立広場)は、今般の軍事侵攻につながる「オレンジ革命」(2004年)、「尊厳の革命」(14年)の歴史的な舞台となった場所である。その一角には、ロシアとの戦闘で亡くなった戦死者を悼む無数のウクライナ国旗や遺影が掲げられている。

マイダン(独立広場)で開かれた行方不明兵士の家族集会に参加するテオドジアさん=7月5日、キーウ
7月最初の土曜日の朝、広場にはバナーや写真を手にした約400人が集まっていた。「行方不明になっている兵士の家族が、夫や息子を一日も早く帰還させるよう世間に広くアピールする集会で、政治的な抗議活動ではありません」と呼びかけ人の女性が説明する。
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