参院選敗北の総括を巡る自民党の両院議員総会は約3時間に及んだ。会合後、県内国会議員からは党の総括を「多角的でよくまとまっている」などと評価する声が相次いだ一方、党再生への道筋や石破茂(いしばしげる)首相(党総裁)の責任が曖昧などといった厳しい意見も上がった。

 総会で30人超が意見を述べた中、船田元(ふなだはじめ)衆院議員は3番目に発言。総括報告書を評価し「これだけの分析ができた執行部だ。総裁を含めてこの体制で党再生を実現すべきではないか」と述べたという。