関甲新学生野球秋季1部リーグは6日、白鴎大野球場ほかで5試合が行われて開幕し、2季ぶりの優勝を狙う白鴎大は常磐大を13ー3の七回コールドで下して2019年春季から13季連続の白星発進となった。作新学院大は上武大に0ー15で五回コールド負けを喫した。
白鴎大は二回、那須渉太(なすしょうた)(日大山形)の2点二塁打などで4点を先制。三回には8番吉澤諒(よしざわりょう)(白鴎大足利)の3点本塁打などで4点を加点し、完全に試合の主導権を握った。投げては先発の田澤慶朔(たざわけいさく)(北・旭川志峯)が3点を献上したものの、四回途中から救援の上川貴之(かみかわたかゆき)(北・北照)が常磐大打線を抑えた。
作新学院大は4投手を送り出すが、序盤から上武大打線につかまり15失点。打線も小平直道(こひらなおみち)(神・東海大相模)、島村翼冴(しまむらつばさ)(埼・春日部共栄)の2安打に抑えられた。
両校の次戦は7日、ともに白鴎大野球場で、作新学院大は午前10時から常磐大と、白鴎大は午後1時から山梨学院大と対戦する。
■昨季の課題「打」に成長
春季リーグでサヨナラ勝ちと苦戦した常磐大に、13得点で大勝した白鴎大。「細かいミスはあったが、まずまず」と藤田慎二(ふじたしんじ)監督に笑みがこぼれた。
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