石破茂(いしばしげる)首相が退陣を表明した7日、県民からは参院選敗北から約50日がたったタイミングでの決断や物価高対策、コメ政策に対して厳しい意見が相次いだ。日米関税交渉をまとめたことについては一定の評価も。衆参両院で少数与党に転落した自公政権全体への冷めた見方もあり、次期首相には変革を期待する声が上がった。
「今更感がある。もっと早く辞めるべきだった」。佐野市犬伏中町、建築設計業溝口泰史(みぞぐちたいし)さん(49)は、参院選敗北後も居座り続けた首相に厳しい視線を向ける。首相が交代しても「政権交代しなければ、政治は何も変わらないのでは」と多くは期待していない。
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