香港で開かれたアジア最大級の日本酒コンクール「Oriental Sake Awards(オリエンタルサケアワード)2025」の審査結果が9日までに公表された。
本県からは部門チャンピオンに、吟醸系(ライト&アロマティック)部門で外池酒造店(益子町)の「燦爛(さんらん) 純米大吟醸 夢ささら」、純米酒(リッチ&ウマミ)部門で外池酒造店の「望bo:生酛(きもと)純米 秋田酒こまち」がそれぞれ輝き、ともに金賞を受賞した。外池酒造店が部門チャンピオンを受賞するのは初めて。今月下旬に発表される予定の全部門の頂点「サケオブザイヤー」に選ばれる可能性を残した。
また純米酒(ライト&クリーン)部門で外池酒造店の「望bo:特別純米 彗星(すいせい)」が金賞を受賞。「望bo:生酛純米 秋田酒こまち」は栃木県内で最も優れた成績となる地域最優秀賞も受賞した。
外池酒造店の小野誠(おの・まこと)杜氏(とうじ)は「これまで思ったような成績が取れなかったが、今回、チャンピオンなどを受賞でき、悲願がかないうれしい」と喜んでいた。
オリエンタルサケアワードは今年で4回目。156蔵から11部門に531点が出品された。
金賞以外の本県受賞酒は次の通り。
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