【那須烏山】野上のほ場「ファームポポー」で北米原産の果樹「ポポー」が収穫期を迎えている。
ポポーは傷みやすく、あまり流通しないため「幻のフルーツ」とも呼ばれる。果肉はマンゴーのようなオレンジ色でねっとりとし、濃厚な甘みがある。
約1ヘクタールの同ほ場では野上、農業石川仁一(いしかわじんいち)さん(75)が約2千本を栽培する。収穫は11月上旬まで続くという。
石川さんは「今年は夏の暑さや降水量不足で実が小ぶりだが、その分、味が凝縮され、最高の出来になった」と話した。ほ場での直売のほか、金井2丁目の山あげ会館などでも販売している。
(問)石川さん090・2753・7913。