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 芳賀町東高橋の休耕田で約5千株のコキアが赤く色づき、周辺で黄金色に実った稲穂や緑地と美しいコントラストを描いている。

赤く色づいたコキア畑で記念撮影する家族連れ=19日午後2時、芳賀町東高橋
赤く色づいたコキア畑で記念撮影する家族連れ=19日午後2時、芳賀町東高橋

 地元住民でつくる東高橋地域資源保全会が2019年から、東高橋農業構造改善センター南側の56アールで植栽。水沼一彦(みずぬまかずひこ)会長(69)によると、ここ数年は高温障害で枯れることが多く、赤色が出たのは4年ぶり。今年は13日から色づき始め、10月上旬まで楽しめるという。

赤く色づいたコキア畑で記念撮影する親子連れ=19日午後1時55分、芳賀町東高橋
赤く色づいたコキア畑で記念撮影する親子連れ=19日午後1時55分、芳賀町東高橋

 19日は宇都宮や佐野などで最低気温が20度を下回るなど、秋らしい気配に包まれた。生後8カ月の息子、母親と訪れた宇都宮市鶴田町、会社員菊池菜摘(きくちなつみ)さん(30)は「コキアの紅葉が県内で見られてうれしい。やっと秋を感じられた」と笑顔を見せていた。

赤く色づいたコキア畑で記念撮影する親子連れ=19日午後2時、芳賀町東高橋
赤く色づいたコキア畑で記念撮影する親子連れ=19日午後2時、芳賀町東高橋

(永嶌理絵)