果敢にゴールへアタックするブレックスの比江島=シンガポールインドアスタジアム(FIBA提供)

 バスケットボール男子のインターコンチネンタルカップは19日、シンガポールで行われ、アジア代表の宇都宮ブレックスは1次リーグA組初戦で、前回王者で欧州代表のウニカハ(スペイン)に68-97で敗れた。

 ブレックスは第1クオーター(Q)、D.J・ニュービルとグラント・ジェレットが2本ずつの3点シュートを沈めるなど、2人で20得点を挙げ20-23と競った展開。第2Qは比江島慎(ひえじままこと)、高島紳司(たかしましんじ)が得点をけん引した。しかし8点を追って迎えた第3Q以降は相手ペースで徐々に点差を広げられ、最終的には大差をつけられた。

 ニュービルは両チーム最多の21得点、8リバウンドで存在感を示した。

 大会は国際連盟(FIBA)主催。米NBA下部Gリーグの選抜チームを含む各大陸代表が出場する。1次リーグは6チームが2組に分かれて戦う。      

■世界の壁高さ痛感 ブレックス

 前回王者との大会初戦は29点差の敗戦。ブレックスの世界への挑戦は、その壁の高さを思い知る滑り出しとなった。