認知症の正しい知識を学んだサポーターらが地域の患者や家族を組織的に支援する「チームオレンジ」が8月末時点で県内23市町に計57チーム発足していることが24日までに、各市町への取材で分かった。最多の小山市では18チームが活動する一方、市貝、高根沢の両町は未設置だった。超高齢社会で認知症患者が増加し、行政や専門職に頼らない支援体制の構築が急務となる中、地域ぐるみで当事者を見守る活動が広がりつつある。
チームオレンジは認知症の症状や予防、接する際の心構えを学ぶ養成講座を受けた「認知症サポーター」が地域でチームを組み、当事者の困り事を把握しながら支援する組織。国は2019年に策定した大綱で、25年までに全市町村で設置することを目標に掲げた。
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