栃木県茂木町小井戸の城山公園でヒガンバナが見頃を迎えた。約55万株の赤い花が斜面を彩り、訪れた人たちの目を楽しませている。

秋晴れの下、斜面を赤く染めるヒガンバナ=30日正午、茂木町小井戸
酷暑響きで開花は3年連続で遅れたが、気温が落ち着いたことで一気に進んだ。30日も多くの来場者が遊歩道を歩き、写真を撮るなどして幻想的な風景を満喫していた。
友人と訪れた宇都宮市川田町、主婦野澤光子(のざわみつこ)さん(71)は「一番いい時季に来られた。天気も良く、最高のヒガンバナを見られた」と満足そうだった。

秋晴れの下、斜面を赤く染めるヒガンバナ=30日午前10時35分、茂木町小井戸
一般車両の乗り入れが禁止となる今年の「彼岸花ウィーク」は5日まで続き、有料で運行されるシャトルバスは真岡鉄道茂木駅北西のグリーンパークもてぎから発着する。