第16回栃木県女子オープンゴルフ選手権大会(県女子プロゴルフ会、県ゴルフ場協議会主催)は30日、宇都宮市の宇都宮CCで行われ、レギュラーの部は小俣柚葉(おまたゆずは)(フリー)が4年ぶり2度目の優勝を飾った。シニアの部は大竹康子(おおたけやすこ)(唐沢GC)が初優勝した。
レギュラー(6249ヤード、パー72)に56人、シニア(5548ヤード、パー72)に84人、計140人が出場し、快晴、微風の中、熱戦を展開した。
レギュラーは小俣が前半のアウトを6アンダーとして飛び出し、後半のインも一つ伸ばして7アンダー。2位に5打差をつける圧勝だった。続く2アンダーに3人が並んだが、大会規定で2位は三川澄恵(みかわすみえ)(フリー)、3位には古屋佑佳(ふるやゆうか)(同)が入った。今季ツアーで活躍している篠崎愛(しのざきまな)(サーフビバレッジ)は9位、3連覇を狙った角田夢香(つのだゆめか)(赤城GC)は33位だった。ベストアマには70の土屋(つちや)オードリー(茨城・ルネサンス高)が輝いた。
シニアは3アンダーで大竹康子(おおたけやすこ)(唐沢GC)と斉藤裕子(さいとうゆうこ)(フリー)が並びプレーオフ(PO)に突入。1ホール目で大竹がパーにまとめ、7度目の優勝を狙った斉藤を退けた。3位は1アンダーで菊地祐江(きくちさちえ)(飯能グリーンCC)が食い込んだ。
連覇を狙った川久保百代(かわくぼももよ)(フリー)は9位、日本女子オープンなどJLPGAツアー8勝の高又順(コウウスン)(上総モナークCC)は17位。ベストアマに78で3人が並んだが、大会規定で鈴木郁子(すずきいくこ)(高根沢)が輝いた。
他の追随を許さず“1人旅”状態
レギュラーの部で2度目の優勝を飾った小俣柚葉(おまたゆずは)(フリー)は「相性がいい大会。パターとショットとのかみ合わせが特に良かった」と素直に喜んだ。
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