第78回秋季栃木県高校野球大会は4日、大会第9日を迎え、宇都宮市の清原球場で準決勝2試合を行う。勝てば山梨県で18日開幕する関東大会への出場が決まる一戦で、私立の実力校同士が激突する。第1試合は午前9時から。第2試合は、第1試合終了の40分後から。

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 幸福の科学学園は今大会のベンチ入りは10人で、このうち7人が1年生。青藍泰斗、宇都宮工のシード2校を破って県大会初の4強入りを果たした。勢いに乗って初の関東大会出場を狙う。

 対する文星付は3年連続の4強入り。準々決勝まで3試合で32得点、1失点と盤石の戦いを見せており、2021年以来4年ぶりの関東大会出場に向けて勝利を目指す。両校の対戦は2022年夏の2回戦以来、当時は文星が11ー1で六回コールド勝ちした。

 昨年の1年生大会で優勝するなど現2年生世代の評価が高い国学院栃木。準々決勝では六回から登板したエース辺見斗磨が無失点の好投で流れを引き寄せ、石橋を下した。勝てば2020年以来5年ぶりの関東大会出場が決まる。

 一方、前回王者の佐野日大は準々決勝で強豪・作新学院に6-3で逆転勝ちした。エース鈴木有は作新打線に先制を許すも3失点完投。好投手同士の投げ合いにも注目が集まりそうだ。両校の対戦は2024年夏の準々決勝以来、当時は国学栃木が6-5で佐野日大を下した。 

 対戦カードは以下の通り。

■準決勝

文星付 清① 幸福学園
国学栃木 清② 佐野日大

[清]:宇都宮清原球場

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