4日投開票の自民党総裁選を巡り、下野新聞社は2日までに県内の首長にアンケートを行い、投票先や総裁にふさわしいと思う候補者を聞いた。26人全員が自民県連会長の茂木敏充(もてぎとしみつ)前幹事長と答え、理由としては本県出身であることや、政府や党で要職を歴任した実績などを挙げる声が目立った。9月中旬には県内の全首長らで組織する「茂木敏充氏を総理総裁にする県民の会」が発足しており、全国的に支持が伸び悩む中でも、本県からの総理誕生に期待する動きがある。

 首長のうち党員・党友で投票権を持つと回答したのは16人。茂木氏支持の理由として福田富一(ふくだとみかず)知事は「政府や党の要職を歴任し、豊富な経験や実行力を兼ね備えている」と答えた。