第3ピリオド2分59秒、バックスの鈴木円(左)がゴールを決める=日光霧降アイスアリーナ、橋本裕太撮影

 アイスホッケーアジアリーグは5日、日光霧降アイスアリーナほかで2試合を行い、HC栃木日光アイスバックスは6-2で神戸に勝ち、3連勝を飾った。通算5勝2敗、勝ち点15で首位に浮上した。

 バックスは第1ピリオド(P)9分57秒、FW寺尾勇利(てらおゆうり)がこぼれ球を押し込んで先制。第2Pは5分37秒にDF福田充男(ふくだみつお)が追加点を挙げたが、18分45秒にキルプレーから失点し2-1。第3PはFW鈴木円(すずきまどか)の2得点など計4得点で突き放して試合を決めた。

 次戦は11日午後2時から、青森県八戸市のフラット八戸で東北と対戦する。

快勝も笑顔なく 「課題多い」

 前日に続く快勝にも、選手たちに笑顔はなかった。バックスは3連勝を飾ったが、副主将のFW寺尾勇利(てらおゆうり)は「課題が多い。特に第2ピリオド(P)はスタミナが切れ、攻め込まれていた」と厳しかった。