ウイスキー、スピリッツ、焼酎などの蒸留酒が味わえる北関東最大級の試飲イベント「ウツノミヤ・スピリッツ・マルシェ」が5日、JR宇都宮駅東口のライトキューブ宇都宮で初めて開かれた。約3千人(主催者発表)のファンが国内外各地の蒸留酒を堪能した。
洋酒を扱う舘河屋酒店・小林一松商店(宇都宮市)が主催した。大手ウイスキーメーカーやクラフトウイスキー蒸留所、輸入商社など95社・団体が出店した。
本県からは、ウイスキーやジンの西堀酒造日光街道小山蒸溜(じょうりゅう)所、「STORK VALLEY DISTILLERY」(小山市)、焼酎の白相酒造(那珂川町)が参加。宇都宮餃子(ぎょーざ)会と宇都宮カクテル倶楽部(くらぶ)のブースも並んだ。
埼玉県春日部市から訪れた会社員笹森陸(ささもりりく)さん(28)は開場と同時に西堀酒造のブースへ直行し、今月中旬に発売されるウイスキーの試作品を味わった。「グレーンウイスキーは吟醸粉を使っているので他社と味わいが違い、おいしかった」と満足そうだった。