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 栃木県産初のウイスキーを今月下旬に発売する西堀酒造(小山市粟宮)の日光街道小山蒸溜所では7日、ボトルのラベル貼り作業が着々と進められた。20日以降の順次出荷に向け、準備はピークを迎えつつある。

初の県産ウイスキー「哲」のラベル貼り作業=7日午前11時、小山市粟宮
初の県産ウイスキー「哲」のラベル貼り作業=7日午前11時、小山市粟宮

 発売されるのは、3年熟成させたジャパニーズウイスキー「哲-TETSU-」シリーズのシングルモルト「小山エディション」と、ブレンデッドの「日光エディション」。

初の県産ウイスキー「哲」の小山エディションと日光エディション
初の県産ウイスキー「哲」の小山エディションと日光エディション
「哲」のブレンデッド「日光エディション」
「哲」のブレンデッド「日光エディション」

 従業員はウイスキーが入ったボトルに光を当てながら傷みがないか、不純物が入っていないかなどを点検し、丁寧にラベルを貼っていた。いずれも千本限定で、3分の1ほどの作業を終えたという。

 この日は化粧箱に商品とともに入れるブランド解説冊子も完成した。西堀哲也(にしぼりてつや)専務は「予約も順調に入っている。栃木県初のジャパニーズウイスキー『小山』『日光』をぜひ楽しんでいただきたい」と話している。

「哲」のシングルモルト「小山エディション」のラベル
「哲」のシングルモルト「小山エディション」のラベル