【栃木】市ゆかりの浮世絵師喜多川歌麿(きたがわうたまろ)に関する歴史や文化の情報発信拠点「とちぎ歌麿交流館」は12日、NHK大河ドラマべらぼうで話題となった絵入りの読み物「黄表紙」や、全国から応募を募った「狂歌本」、蔵の作り方を紹介した教科書「往来物」、蔵の街の案内書「細見」秋版の4冊を同時刊行する。構成から挿絵や文章、装丁までを手がけた力作で、メンバーは「江戸文化を通じて歌麿と栃木のつながりを発信したい」と意気込む。
江戸時代に人気を博した黄表紙は、全ページに挿絵が入った読み物。現代の漫画のようなもので、べらぼうの主人公蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう)(蔦重)が大流行させたことでも知られる。
残り:約 624文字/全文:936文字
この記事は「下野新聞デジタル」のスタンダードプラン会員・愛読者(併読)プラン会員・フル(単独)プラン会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報でとちぎの「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者・フルプランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く