耐震性などに課題がある那須烏山市烏山庁舎

 10月12日告示、19日投開票の那須烏山市長選は市庁舎整備が争点の一つとなる。市の多くの部署が入る烏山、南那須の両庁舎は共に1970年前後の建築。耐震性などに課題があるため市は庁舎を新設する方針で、JR烏山駅周辺を建設候補地として調査を進めている。最短で2029年度までの新庁舎完成を見込むが、立候補予定の現職、新人計4人のうち新人1人は再検討、もう1人の新人は計画の延期を主張。各候補者のスタンスの違いが明確になっている。