年間約38万人が訪れる茨城県日立市の「日立おさかなセンター」。東日本大震災による甚大な被害を乗り越え、今では地元久慈漁港で水揚げされた新鮮な魚介類を求め、多くの買い物客らでにぎわう人気の道の駅となっている。

スイーツやラーメンの専門店も軒を連ねる日立おさかなセンター
宇都宮市の中心市街地からは車で約1時間半。最寄りの常磐自動車道「日立南太田インターチェンジ」を降り、茨城港に向かって約5キロの国道245沿いにある。
売りはもちろん、取れたてを中心とした旬の魚介類だ。久慈町漁協所属の漁師が営む「井戸道丸漁業」では、久慈漁港で水揚げされたばかりの新鮮な魚などが市場さながらにそろう。
取材した10月上旬、店先にはその場で食べられる岩ガキやアンコウ、真ダイ、スルメイカなどが所狭しと並んだ。豊漁でお買い得のスルメイカを店員に勧められていたこともあり、買い求める客の列が見られた。

あかつ水産で食べられる旬のサンマ
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