会場に並ぶ秋を感じさせる作品

 【鹿沼】市華道連盟の生け花展「花展」が20日、「まちの駅 新鹿沼宿」で始まった。秋を感じさせる作品15点を展示している。26日まで。

 同連盟は昨年5月に発足。今回は華道家元池坊や龍生派など3会派の15人が出品している。

 テーマは「花は人なり」。華道家元池坊副総華督で同連盟会長の深井芳恵(ふかいよしえ)さん(62)は「花の命を全て楽しんでもらうため、盛りを過ぎた花も生けている」と説明。コスモスやキク、ケイトウなど秋らしい花々に加え、枯れ始めた花や葉も多用している。銅や陶、竹、ガラスなど多種の花器を使った自由な表現も見どころ。

 深井さんは「親子で気軽に楽しんでほしい」と呼びかけている。午前9時~午後7時(最終日は4時)。