投げ方などの指導を受ける子どもたち

 【大田原】日本女子ソフトボールリーグの実業団チームがこのほど、市湯津上農村環境改善センターの体育館で子どもたちを対象にソフトボール教室を開いた。選手たちは小中学生約100人と交流しながら、バッティングや守備の基本などを教えた。

 第58回日本女子ソフトボールリーグ第4節栃木大会の市内開催に合わせて実施した。ソフトボールの魅力を子どもたちに伝えたり、選手たちのコミュニケーション能力向上につなげたりするのが目的という。

 同大会出場6チームの選手約120人が参加。大田原、那須塩原、下野市と那須町のクラブチームでソフトボールに取り組む女子児童生徒が集まった。

 内野手や外野手などに分かれ、選手たちがそれぞれ捕球やスローイング、バッティングなどを実演。児童生徒は手本を見たり教わったりしながら、動作を確認するなどした。

 大田原のチームでサードを守っているという小学4年森未来(もりみく)さん(10)は「分かりやすく勉強になった」と笑顔。「次の試合とかに生かしていきたい」と話した。