栃木県東部、芳賀地区を代表する進学校として知られる県立真岡高校。2024年度までの3年間は、教科の枠にとらわれず分野を横断して学習する県教委の「STEAM(スティーム)教育」のモデル校として、探究活動を実践してきた。国公立大を中心に合格実績を上げる真岡高校の進路指導に迫る。【記事中に2025年度入試の合格実績(合格大学、合格者数など)を掲載】

真岡高校の正門
真岡高校の正門

 ■現役生の進学率は9割

 2025年3月の卒業生197人の進路は国公立大、私立大ともにそれぞれ91人(各46・2%)の計182人、就職1人(0・5%)、進学準備が14人(7・1%)となり、大学への現役進学率が圧倒的に高い。