顧客からカスタマーハラスメント(カスハラ)被害を受けたのに会社が組織的な対応をせず精神疾患を発症したとして、農業機械販売会社の栃木営業所長だった元男性社員の妻が23日、会社に慰謝料などの損害賠償を求めて宇都宮地裁に提訴した。男性は労災認定されており、原告は顧客への対応を一社員に押しつけた会社の安全配慮義務違反を主張している。代理人によると、カスハラ対応を巡って従業員側が会社の責任を問うために提訴するのは珍しいという。
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