高級メロンを新たな特産品に-。道の駅ましこ(益子町長堤)が直営農場で取り組むメロン栽培が4年目を迎え、本格軌道に乗ろうとしている。夏と秋の二期作で、特に秋のメロンは県内一大産地の芳賀郡エリアでも珍しい。現在は道の駅でしか買えない“激レア品”。1本の木から一つの果実しか育てず、実に十分な栄養を与えた「アールスメロン」(1玉2千~3千円程度)は甘さも香りも高い評価を得ている。秋の行楽に益子のメロンはいかが?
道の駅が主体となったメロン栽培は、珍しい取り組み。全国的に農業従事者が減少する中、益子町も同様の課題を抱えており、直営栽培は課題を克服するための試みでもある。
1本の木から一つの果実しか成らせないこだわりの栽培法で育てたアールスメロン=29日午前、県庁
■真岡市では生産者激減
実は芳賀郡は県内有数のメロン産地。特に真岡市は最盛期には400人以上の生産者数を誇ったが、現在は12人にまで減少した。2016年のオープン以来、道の駅ましこも同市の農家から納入を受けていたが、生産者の高齢化に伴い量の確保が課題となっていた。
転機は21年。益子町内の
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