ずらりと並んだ陶器を見定める来場者

陶器を手に取って品定めする来場者

ずらりと並んだ陶器を見定める来場者 陶器を手に取って品定めする来場者

 【益子】益子秋の陶器市が1日、城内坂や道祖土(さやど)地区を中心に始まった。多彩な陶器が所狭しと並び、多くの人でにぎわった。4日まで。

 毎年春と秋に開かれ、今回で112回目。常設店約50店に加え、テント村などに県内外の作家や窯元ら約700軒が出店した。

 会場には目移りするほど多種多様な陶器、グルメや雑貨、農産物などがずらりと並んだ。来場者は商品を手に取って吟味したり、作家から話を聞いたりして、お気に入りの作品探しに夢中になっていた。

 家族や友人と訪れた神奈川県座間市入谷東4丁目、主婦石川静(いしかわしずか)さん(38)は「規模がすごく見応えがあって楽しい。目当ての作家の作品を無事に買えてよかった」と笑顔だった。

 町観光協会の神田智規(かんだとものり)専務理事(48)は「期間中は天気も良さそうなので、益子の器と食をぜひ楽しんでほしい」と話した。