さて、これは何でしょう? 「きれいな文様が付いた丸いふた」にも見えますが、実は約800年前の鎌倉時代の鏡(青銅鏡)なのです。
西刑部西原遺跡から出土した群蝶双雀鏡
青銅鏡は弥生時代中頃(約2千年前)に中国から日本へ「権威の象徴」として伝わり、古墳時代前期には国内でも作られるようになります。平安時代以降、文様が日本風にアレンジされ、「和鏡(わきょう)」と呼ばれ、顔を映す以外に、神仏を信仰する道具としても使われるようになりました。
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