太平洋戦争中、沖縄や南方諸地域で犠牲になった栃木県出身将兵らを慰霊する追悼式が10日、沖縄県糸満市の平和祈念公園内にある「栃木の塔」で営まれた。遺族や福田富一(ふくだとみかず)知事ら約50人が参列し、戦後80年、60回目の追悼式の節目に肉親たちの犠牲の重みをかみしめ「二度と戦争を繰り返してはならない」と鎮魂を祈った。
栃木の塔は1966年に建立され、沖縄戦や、東南アジアなど南方諸地域で戦死した本県出身者3万1千柱以上を合祀(ごうし)している。
高齢化に伴い、参加遺族が減少傾向にある中、今回9市町から約30人が足を運んだ。池田忠(いけだただし)県議会議長や沖縄栃木県人会「栃の葉会」の会員の他、沖縄県の関係者も参列した。
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