栃木県北部のミカン産地として知られる那須烏山市小木須の国見地区で、ミカンが収穫期を迎えている。

 同地区では60年以上前に露地栽培が始まり、現在は4軒の観光みかん園がある。国見みかん生産組合によると、今季は色や味、大きさなどに優れ、最高の出来という。

ミカン狩りを楽しむ子どもたち=11日午前9時50分、那須烏山市小木須
ミカン狩りを楽しむ子どもたち=11日午前9時50分、那須烏山市小木須

 11日は同市境小の1年生8人が国見山みかん園でミカン狩りを体験。約30アールの斜面でたわわに実った果実を丁寧にもぎ取り、その場で食べるなどした。

 小川斗葵(おがわとあ)さん(6)は「楽しみにしていた。ミカンがいっぱいですごかった」、澤村知都世(さわむらちとせ)さん(7)は「大きくて甘くておいしかった」とそれぞれ笑顔で話した。

 ミカン狩りは果実の量次第で12月初旬まで楽しめる見通し。

◇ほかにも下野新聞フォトサービスに写真