スーパーのオータニ(宇都宮市平出工業団地、川野泉(かわのいずみ)社長)は今月から、家庭で不要なペットフードを回収し必要な団体などに寄付する「ペットフードドライブ」の取り組みを県内の3店舗で始めた。
地域の動物福祉とフードロス削減に貢献しようと、親会社のアークス(札幌市)などスーパー運営の3社が連携。オータニを含む7道県の59カ所で同様の取り組みがスタートした。それぞれ地元の動物保護団体などに寄付し、地域の顧客の信頼強化を図る。
オータニは、フードマーケットオータニ江曽島店(宇都宮市)と上三川店(上三川町)、フードオアシスオータニ大沢店(日光市)の3店舗で実施。回収対象は犬・猫向けのペットフードで常温で保存でき、未開封で賞味期限が1カ月以上あるものを条件とする。店内に回収ボックスを設置し、ポスターで買い物客らに協力を呼びかけている。
回収したペットフードは県動物愛護指導センターに寄付し、保護犬・保護猫のために活用される。
実施店舗や寄付先は今後、要望に応じて拡大を検討する。オータニの担当者は「地域の皆さまと一緒になって取り組みを広めていきたい」と話している。
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