第3ピリオド18分、ゴールを決めて拳を握る日光東中クラブの深谷(手前)=日光霧降アイスアリーナ

優勝した日光東中クラブ

第3ピリオド18分、ゴールを決めて拳を握る日光東中クラブの深谷(手前)=日光霧降アイスアリーナ 優勝した日光東中クラブ

 栃木県中学総体アイスホッケー最終日は12日、日光霧降アイスアリーナで決勝が行われ、日光東中クラブが5-1で日光中クラブを下し3連覇を飾った。

 日光東中クラブは第1ピリオド(P)開始直後にパワープレーとなり、1分13秒にFW斎藤鉄平(さいとうてっぺい)が決めて先制。1-1で迎えた第2Pは攻勢を強め、斎藤鉄、FW松崎歩夢(まつざきあゆむ)、FW深谷征慈(ふかやせいじ)の得点で4-1とリードを広げた。第3Pも17分27秒に深谷がダメ押し弾を決めた。

 日光中クラブはキルプレー中の第1P17分50秒、カウンターからFW阿部匠吾(あべしょうご)がネットを揺らし同点。しかし第2Pは防戦一方となり、第3Pも反撃に転じることができなかった。

 両チームは29、30の両日、同会場で行われる全国中学大会関東予選に出場する。

「激走」体現し主導権

 赤いユニホームが氷上で躍動した。日光東中クラブが第2ピリオド(P)にライバルを突き放して3連覇。2得点を挙げたFW斎藤鉄平(さいとうてっぺい)主将は「物足りないところもあるけど、素直にうれしい」と白い歯をのぞかせた。