【栃木】市はスマートフォン向け散策ガイドアプリ「蔵ミュゼ」を使用し、観光施設や飲食店を回るイベント「小江戸とちぎでじたるすたんぷらりぃ」を30日まで開催している。秋の行楽シーズンに合わせ、市内のにぎわい創出や江戸料理をPRすることが目的。22カ所のスポットで四つ以上のスタンプを集めると景品がもらえるほか、抽選で賞品が当たる。市観光振興課押見万葉(おしみまよ)さん(29)は「観光と江戸グルメを楽しんでほしい」と呼びかけている。
同アプリは2018年に運用を開始。観光スポットに近づくと画面に情報が届き、音声ガイドも聞くことができる。今年5月にはデジタルスタンプラリー機能を追加した。
今回は市内各地の周遊を促そうと、「江戸料理の巻」や「紅の巻」など五つのエリア(巻)を設定。参加者は4エリア以上を選び、各エリア1カ所ずつ巡る。QRコードを読み込みスタンプを四つ以上集めるとクーポンが表示され、市観光協会でお菓子か本イベントのロゴがデザインされた缶バッジと交換できる。
「江戸料理の巻」では、市ならではのおもてなしグルメ「とちぎ江戸料理」を提供する7店が参加。江戸時代の文献などを基に郷土料理や伝統食材をアレンジして作っており、しもつかれや田楽などが楽しめる。
お菓子は先着200人。このほか市産いちご4種の食べ比べセット(5千円相当)を抽選で5人にプレゼントする。来年1月中旬ごろ発送予定。(問)市観光振興課0282・21・2373。
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