省三作品を元にしたテーブル人形劇を上演する大音さん

 千葉省三(ちばしょうぞう)の没後、県内の顕彰活動は1992年の生誕100年をきっかけに最も活発となった。生誕地の宇都宮市篠井地区では、記念講演会を開催。子どもの読書活動の推進団体「栃木子どもの本連絡会」は「鷹の巣とり」(岩崎書店刊)を再版するなどした。