【那須塩原】北京五輪の女子ソフトボール日本代表で金メダルを獲得した坂井寛子(さかいひろこ)さんがこのほど、埼玉小を訪問し同校6年生に体育を指導した。
アスリートが小中高校で体育の授業を行うスポーツ庁の「アスリート派遣事業」の一環で、6年生56人が参加した。
授業は校庭で行い、児童は玉入れの玉を使ったキャッチボールや遠投などに挑戦。「助走を付けた方が良い」など坂井さんから投げ方のこつを教わりながら、児童は真剣な表情で取り組んでいた。
平山烈(ひらやまれつ)さん(12)は「ボールの軌道がきれいでびっくりした。より遠くに投げられて楽しい」と笑顔だった。
4~6年生を対象にした講話も行い、坂井さんは日本代表に落選しても諦めず努力し続けたことなどを紹介。「失敗は挑戦した証。諦めず続けることが大切」とエールを送った。
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