落ち葉をめくって生き物を探す児童

 【那須】自然との触れ合いを通して、生き物の存在が環境の豊かさにつながることを子どもたちに知ってもらおうと、高久乙の菓子製造販売会社グッドニュースは13日、田代友愛小の児童を招いて同所のグッドニュースネイバーズで生き物調査を実施した。

 5年生17人が参加。同社の人見玲実(ひとみれみ)さん(29)が講師を務め、同社が敷地内の森林で行っている生物多様性を高めるための取り組みなどについてレクチャーした後、調査に出発した。

 児童は川に入って石をひっくり返したり、森を散策して落ち葉をめくったりして夢中に生き物を探した。生き物を見つけると、タブレット端末で写真撮影して種を確認。カワニナやツユムシなど約20種類の生き物を発見した。

 横塚杏月(よこつかあづき)さん(11)は「森にはいろいろな種類の生き物がいることを知れた。これからもっと生き物が増えたら良いと思う」と話した。