従来の健康保険証の有効期限が12月1日に迫る中、県内の医療機関や薬局で10月、マイナンバーカードに健康保険証の機能を持たせたマイナ保険証が利用された割合は41・13%にとどまっていたことが24日までに、厚生労働省のまとめで分かった。全国平均も37・14%に低迷しており、制度への理解や情報流出への不安払拭が十分でないことが要因とみられる。一方、本県の病院での利用率は69・75%で全国1位。周知や環境整備が功を奏したという。