【日光】「SL大樹」が走る東武鉄道鬼怒川線の一部の駅と沿線を、約21万球の電飾が彩るイルミネーションイベントが、26日までに始まった。来年2月末まで。
同鉄道が地元住民団体と取り組む「いっしょにイルミネーション」として実施しており今年で9回目。全5駅の駅前に、もみの木のイルミネーション装飾がお目見えする。
22日夜には、鬼怒川温泉駅前に設置された高さ約8メートルのクリスマスツリーの点灯式も行った。同駅の渡辺位(わたなべただし)駅長は「昼間は紅葉と大樹のコラボ、夜はイルミネーションという、昼と夜の二つの楽しみ方を味わってほしい」とあいさつ。夜間特別運行された大樹の汽笛に合わせて明かりがともされ、花火が夜空を彩った。
熱心に動画に収めていた茨城県牛久市、公務員女性(52)は「花火もSLも想像以上にきれいでした。沿線のイルミネーションも良かったですね」と満足そうだった。
点灯は午後4~9時。29日、12月6、13、20日にはSL大樹の夜間特別運行を予定している。
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