【日光】師走に入った1日、山内の世界遺産・日光二荒山神社で恒例となる新年用の幣束(へいそく)作りが始まった。
3色からなる幣束は、白は神棚、赤は火を取り扱う台所、青は水回りなどに供え、家内安全や無病息災などを願う。
この日は八乙女(やおとめ)(みこ)3人が作業に当たった。稲妻形に折られた3色の紙を、切り込みを入れたシノダケに1本ずつ丁寧に挟み込んだ。22日の頒布祭までに6千本作り、同祭以降1本300円で一般販売される。
神職の須藤茂成(すとうしげなり)さん(36)は「各家庭で祭っていただき、良い一年になることを願って作った」と話した。
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